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妻が妊娠してから、あらためて人間の身体についてたくさん考えています。

 

妻が妊娠してから、あらためて人間の身体についてたくさん考えています。

子どもがお腹の中で発育していく過程、それに伴う妻の心身の変化。

それはとても大きなものだと実感しています。

 

人間の身体はそもそもコントロールできるものではない。

考えてみれば人間の身体は常に変化しているもので、そもそもコントロールできるものではありません。

ごはんを食べても、時間とともにお腹は減るし、

起きて身体が活性化したり、不活性になり眠くなったり、

やる気が上がったり下がったり、

人を好きになったり嫌いになったり。笑

 

身体は常に一定ではないし、それはコントロールできるものではない、

ということを前提にすることが、

心身を健全に保つためには大切なことだと思うようになりました。

 

身体は身体の都合で変化している。

人間が理解している人間の働きは、実は一部であり、全てが理解できるものではありません。

身体について勉強をしていますし、身体についての研究も頭の良い人たちがたくさん行なってくれています。

しかしながら、人間が理解している人間の働きは一部でしかありません。

 

例えば『妊娠・出産』を切り取ってみても、

世界で一体どれだけ子どもが生まれ、どれだけ経験者がいるか。

少子化の日本でも年間100万人。世界では14億人も生まれているのに、

しかも科学やテクノロジーが発展している日本なのに、

それでもなお『出産は何があるか分からない』と言われ続けている事実。

 

人間という種が生きているために最重要課題でありながら、分からないことがたくさんある。

生命の難しさを感じますね。

 

身体の違いが思考の違いを生む→特に男女間では。

少し話題がズレますが、コミュニケーションにおいても、この違いを理解することは重要です。

育っていた環境の違いもありますが、同じ環境であっても、人の身体の機能によって反応は様々です。

 

目が良い、耳が良い、皮膚の強さ、骨格の強さ、筋力、運動神経の発育の差、などなどの『身体的な差異』が、思考や性格や好みに大きな影響を与えます。

男性より女性の方が身体の変化が大きいという点を鑑みれば、お互いを理解することが、男女のコミュニケーションには大事です。

 

人間の身体は環境に影響される。人間ができるのは環境を整えること。

人間の身体は身体の都合で動いているのであれば、人間は自分の身体に対してどう向き合えば良いのでしょうか?

身体は反射で動いています。

視覚や聴覚、触覚などの五感で得られたものに反応をしたり、

体内の免疫系やホルモンの働きで身体の成分を調整したりします。

 

ということは、自分が「こうなりたい」と望む姿(心身ともに)にするためには、

直接変えることができないので、

その方向に身体が反応しやすい環境を整えることしかできない、

ということですね。

 

このあたりは以前ブログで書いた本『「変われない」を変える方法〜スイッチ!』の内容と一致します。

「変われない」を変える方法〜【スイッチ!】より

 

トレーニングは『身体の変化を促すもの』が正解。

トレーニングのことを考えると、トレーニングはその過程において、身体を意図的に変化させるものです。

身体に負荷を与えて身体の反応を促します。

 

ポイントは、負荷を与えるのは人間の意志ですが、変化するのは身体の都合、ということ。

客観的な視点を持つことがトレーニングで身体を変えるためのコツですね。

 

妻の妊娠を機に、人間の生理機能との『向き合い方』を考える

冒頭に戻りますが、人間が理解している範囲は実は限られていて、

それでも人間は人間を理解しようとすることが大事だと考えています。

 

例えば、男女間のコミュニケーションにおいても、そもそも他人同士なのだから視点も思考も性格も違うのが当たり前で、

男女であればより差異があるのが当たり前で、

その違いがある、ということを理解することが、関係性を健全に保ち、発展させることになると思います。

 

自分自身の身体や性格についても、思い通りにならないことに悩んでいるとしたら、むしろそれは「おこがましい」ことですらあり、

身体に起こっていることに真摯に向き合うこと

それが例え理解をしていないことであっても、それを理解しようとすること

が大事だな、といろいろな経験から思います。

 

特に妊娠という『生命の一大イベント』に向き合うと、

過去、現在、未来の身体に対して真剣に向き合う大切さを学ぶことができます。

それがそのままお腹の子に影響を与えるわけですからね。

責任は重大です。

 

大森自身、そこから得られた経験を今後もトレーニングやライフスタイルの提案として、ブログやツイッターなどでシェアしていきたいと思います。

 

P.S.  お腹の子のタイミングはまだやってきていないようです。

妻とともに焦らず見守りたいと思います。(2018/12/08)

 

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