トレーニングを始めたい。まずは何をすべきか?

今回は「トレーニングを始めたい」という方が、どんなことに気をつけてれば良いか?というポイントをいくつかご紹介します。
フィットネスクラブで主に活動する大森ですが、
フィットネスクラブに限らず、パーソナルトレーニングジムだったり、またジムに行かなくとも自分自身で行えるトレーニングもありますので、
範囲を限定せずに「トレーニングを始めたい」気持ちにお応えできるように書いてみます。
2017/11/26(日)第一稿
まずは、何のためにトレーニングを始めるのか?を明確にしましょう
これが何よりも大切です。
その時のイメージでOKです。
目的がいくつもあってもOKです。
ちょっと欲張りかな?くらいでOKです。
途中で変わってもOKです。
むしろ変わる人の方が大勢ですし、ある程度続けたら変わるものです。
さあ、何のためにトレーニングをするのかを(一応、でも良いので)決めたら、
早速始めてみましょう!
何を?ですよね。笑
どんなトレーニングをするのかは自由です。自由なので、目的のために行ないましょう
トレーニングの種類はたくさんあります。
そして、同じトレーニングでも、やり方によって効果は変わってきます。
トレーニングの大事なことは、目的をイメージして行なうことです。
…と、これだと話がザックリし過ぎているので、少し具体的にお話しします。
まず、目的は何でしょうか?
良くあるパターンとして、
①シェイプアップ(体重を減らしたい)
②ボディメイク(筋肉を増やしたい)
③姿勢改善(肩こり・腰痛改善、柔軟性向上など)
と、大まかに分けるといずれかに当てはまると思います。
さて、これらの目的に対して、何をすべきでしょうか?
答え、自由です。
繰り返しになりますが、トレーニングの大事なことは、目的をイメージして行なうことです。
例えばランニング。
シェイプアップ(①)のためのトレーニングというイメージがあると思います。
間違いありません。
しかし、普段運動していない人にとっては、筋肉に負荷がかかる運動です。
筋肉にとっていつもより筋力を発揮しなければならない状況は、筋力トレーニングと言えますし、
運動経験がない人にとっては、ランニングでも実際にある程度は筋肉量は増えます。
また、走る姿勢を気をつければ、それがそのまま姿勢改善にもなります。
姿勢が悪いと、走っていて疲労が多くなったり、痛めるリスクが高まります。
気持ちよくランニングをするためにも姿勢は大事ですし、それを意識することがそのまま姿勢改善にもなり、相乗効果になります。
例えば、家で筋トレ。スクワット、腕立て伏せなど。
もちろん、ボディメイク(②)の効果はあります。
同時に、筋肉が増えれば筋肉でエネルギーを使う量も増え、結果としてシェイプアップにつながります。
また、ランニング同様に姿勢が悪いと関節や筋肉に負荷がかかり過ぎて痛めるリスクにもなりますので、
良い姿勢での筋トレが質の良い筋トレにもなり、同時に姿勢改善の筋トレにもなります。
どんなトレーニングにも、複数の要素がありますので、どんな目的のために行なうのか?で効果は変わってくるものです。
注意!スポーツはトレーニングにならない
トレーニングを始めるにあたって「何でも自由です」と書きましたが、
しかし、注意をしていただきたいのは「スポーツはトレーニングではない」ということ。
一部例外はありますが、多くの場合のスポーツは対戦相手がいます。
その動きの目的が自分ではなく、他者との比較になります。
トレーニングはあくまでご自身のために行なうもので、自身の状況に合わせて行なうべきことです。
他者との競い合いは、ご自身のトレーニングの目的のひとつとするのはOKですが、スポーツそのものはトレーニングとは異質なものです。
余談ですが、トレーニングとエクササイズの違いをツイッターで書いてみました。
【トレーニングとエクササイズの違い】
トレーニングはトレイン→電車=レールを走るものが語源で、決められた道を繰り返し行なう意味。筋トレが代表例。
一方エクササイズは日本語で運動。より広い意味となる。基本的な身体動作や技術の習得のために行なう。エアロビクスやピラティスが代表例。— 大森 剛@身体のシステムエンジニア (@largeforest_t) November 26, 2017
[続き]ちなみにこれらは内容がかぶることもあるので、あまり気にしなくても良いと思う。
例えば筋トレの代表スクワットでも、スクワット動作=しゃがみ・立つという「動きの練習」として行なうのであれば、それはエクササイズと言えるから。
言葉として分けたいのであれば参考にしていただきたい。— 大森 剛@身体のシステムエンジニア (@largeforest_t) November 26, 2017
ひとつの基準として「動きの複雑さ」があります。
これにスポーツも加えて比較すると、
トレーニング<エクササイズ<スポーツ
というイメージになります。
シンプルなトレーニングから始めましょう。
トレーニングは「非日常」です。それを理解すれば、いずれ習慣化できます
運動と栄養と休養で身体はできています。
少なくとも現代の日本人は運動不足です。
座っていることが多いですし、歩く時間も少ないですし、動かないことに適応してしまっています。
ですからトレーニングは多くの人にとって健康のためにも必須事項です!
…という話は、すでに多くの方がご存知だと思います。
しかし「分かっているけど…」となるのがトレーニングです。分かります。
そもそもトレーニングは「非日常」です。
いつものライフスタイルの中に割り込ませるものです。
この変化は、トレーニングが習慣付くまではなかなかのストレスです。
だから、多くの方が「挫折」をします。
それで構わないと思っています。
トレーニングは「非日常」です。
つまり、失敗してもすぐには日常には影響しないわけです。
何度か失敗したとしても、またやり直せばOKです。
やり直しの敷居が低いのも、トレーニングの特徴です。
なぜなら、始めるタイミングが自由、ということは、やり直すタイミングだって自由だからです。
…少しトレーニングに対するストレス、和らぎましたか?笑
そして、あらためてフィットスクラブのオススメです。
フィットネスクラブは運動初心者のための様々な仕組みとサービスがあります。
どんなトレーニングをするのかは自由と言われても、やはり具体的な方針は知りたいものです。
そこで、みなさんが皆さんの目的に向けて、より良いトレーニングを選び、より良いトレーニングを実践できるために、我々トレーナー、インストラクターは存在しています。
そして、そんなトレーナー、インストラクターが多く在籍しているのはフィットネスクラブです。
このあたりはパーソナルトレーニングジムや24時間ジムとの大きな違いですね。
逆に言えば、やりたいことが明確であれば、パーソナルトレーニング専門のジムやヨガスタジオや24時間ジムを利用しましょう。
しかし、目的に向けて多くの選択肢があるのがフィットネスクラブの良いところなので、
「トレーニングを始めたい」と思った方の第一歩としてフィットネスクラブをオススメしたいと思います。
まとめ。その第一歩がライフスタイルをより良くするキッカケになります
長くなりましたが、まずは第一歩、始めてみましょう。
トレーニングの効果は時間が掛かるものです。
今の身体は今のライフスタイルにあった状態になっています。
そこに「トレーニング」という新たなライフスタイルを取り入れることで、身体は変わります。
トレーニングという「非日常」を取り入れて、日常の体力や筋力の衰え、ボディラインや姿勢の崩れ、疲労やストレスを解消していきましょう。
また、より良いトレーニングは、食事や睡眠にも影響を与えます。
良いトレーニングをするためには、身体を元気にする必要があります。
そのためには食事も睡眠も大事になりますよね。
言い換えれば、良いトレーニングをすれば、食事や睡眠の意識も変わります。
変えた方が相乗効果が得られることが明白だからです。
食事や睡眠についてもこのサイトでは今後書いていきますのでお楽しみに。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今後も皆様のお役に立てるようなブログを書いていこうと思います。
最後に。
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